BVLGARI | ブルガリ 2024新作 ブラックが魅せる威厳。ブルガリ「オクト ローマ スティール DLC」「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」

　2024年の新作としてブルガリの「オクト ローマ」コレクションに新たな3針モデルとクロノグラフモデル「オクト ローマ スティール DLC」「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」が登場します。ブラック DLCステンレスティール製で洗練されたデザインと大胆な現代性を備えた2つの新しいタイムピースは「オクト ローマ」にさらに多面的で型破りなヴィジョンをもたらします。

　ブルガリのウォッチ デザインにおけるブラックの色づかいに関する哲学は、ブラックは無彩色であるがゆえの光と深みの双方を表現できるものであるという考えに基づいています。ブラックは形、素材、テクスチャーを引き立てるユニークな能力を持っており、フランスの芸術家ピエール・スーラージュがアウトルノワール（「ウルトラブラック」または「ブラックを超えるもの」の意と呼ぶ）ブラックペイントによって見事に証明したように、それぞれの美しさを豊かに伝える強さとコントラストを与えるのです。

　光を吸収し反射するラッカー仕上げのブラックダイヤルの光沢から、ノーブルな大理石のパターンを想起させるカーボンのライン、深い光沢が魅惑的なセラミックの滑らかさに至るまで、ブラックは感覚を刺激しストーリーを語るための無限のソースとなっています。

　2017年に誕生した「オクト ウルトラネロ」は、その特徴でもあるブルガリのブラックの使い方は、本質的なエレガンスだけでなくデザインを変える能力をも伝えています。このことは今回のブラック DLC ステンレスティール製の完全なるブラックを採用した新しい「オクト ローマ」の2ピースでも実証されており、すべてのコンポーネントは、形状、表面のテクスチャー、仕上げのそれぞれにおいて光を捉えるよう設計されています。

クラシックへの再訪

　2012年発表の「オクト ローマ」は瞬く間に傑出したピースとしての地位を確立しました。幾何学的なオクタゴンはローマの最も象徴的な建築の1つ、4世紀に建てられたマクセンティウスのバシリカの天井よりインスピレーションを得ています。

　このオクタゴンのタイムピースは円形と8角形の本質をとらえた他に類を見ない幾何学的な形を特徴とするこのうえなくモダンなウォッチでもあります。クルドパリモチーフのダイヤルはスイスの偉大なるウォッチメイキングに敬意を表し、ル・サンティエで設計および組み立てがなされた自社製ムーブメントが搭載されています。結果としてこのタイムピースは、アルプスの山々を超えてスイスの時計製造技術とイタリアのセンス、美しさと精度、芸術と職人技が融合された独自性の高い作品となったのです。

　このたびブルガリは、ブラックDLC仕上げを「オクト ローマ」の2つの新しいピースに適用しました。日付表示機能を備えた 3 針モデル「オクト ローマ スティール DLC」 と日付表示ならびにクロノグラフの機能を搭載した「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」です。スポーティかつ現代的な感覚が「オクト ローマ」に加わることでコレクションがより豊かになりました。

異なる時計、同じスピリット

　2つのタイムピースにはいずれも「オクト ローマ」のDNAが伝わっており、古代ローマの建築原理から着想を得た幾何学形のステンレススティールケース、２つのインターチェンジャブルストラップ、42時間のパワーリザーブ、日付表示付き自社製自動巻きムーブメント、セラミックインサートを施したねじ込み式リューズとそれによる最大100メートルの耐水性が備えられています。

レガシーは続く 「オクト ローマ スティール DLC」

　また2つの新しいピースにはそれぞれ独自の個性があります。日付表示を備えた自動巻き3針ピース「オクト ローマ スティール DLC」は、「オクト ローマ」のオリジナルの精神に忠実でありながらも新鮮な印象を与えます。ケースサイズは径41mmを維持し「オクト ローマ」の特徴である魅力的な雰囲気を作り出すクルドパリが施され、余計なものがそぎ落とされた落ち着きのある文字盤を備えています。

　スイスのオートオルロジュリーの伝統的な特徴である繊細なレリーフデザインが、このタイムピースでは驚くほどに現代的な印象を生んでおり、さらにブラックDLC仕上げにより二面性がもたらされています。ピラミッド型のクルドパリをつぶさに見ればそれぞれがあらゆる角度から光を捉えており特徴的な反射を作り出しています。魅力にあふれたダイヤルは、目にするたびに自分だけがいつでも楽しめる視覚的な喜びをもたらします。

　またこのブラックの仕上げは夜に最も明るく輝きます。「オクト ローマ」の3針ダイヤルにあしらわれた、コレクションの象徴的アワーマーカーである「12」と「6」のナンバーと同様に、インデックスと針にも発光素材が塗布されています。コート・ド・ジュネーブ グレイン加工で仕上げられた自社製ムーブメントBVL191をサファイアガラスを通し鑑賞することができます。パワーリザーブは42時間です。 2024年の夏に発売されるこのピースにはダイヤルのクルドパリ モチーフをあしらったテクスチャード加工ラバーおよびブラックアリゲーターの2本のストラップがセットされています。

洗練のスポーツシック 「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」

　異なる雰囲気を持つ「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」は、よりスポーティな印象を与える42mmのやや大きめのケースを採用しています。ケースサイズにより、バイコンパックスクロノグラフのレイアウトがより引き立ちます。スタート・ストップおよびリセットのプッシャーは、「オクト ローマ」のコンテンポラリーなデザインを維持するためにラグからダイレクトにケースへと組み込まれています。形状、機能、人間工学が融合し、さらにローマ建築からの教えに倣い配置がされた一貫性があり調和のとれたタイムピースとなっています。

「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」は、3時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間の積算計、9時位置に30分間積算計、センターに大きな秒針を備えています。ダイヤルにさりげなく調和した日付表示が4時30分位置に配置され、ブルガリの自社製自動巻きムーブメントBVL399を搭載し毎時28,800振動、42時間のパワーリザーブを実現しています。3つのカウンターには、視認性を高めるサンバースト仕上げが施されアワーマーカーと針には夜光塗料が塗布されています。

　完璧なるモノクロームかつスポーティで洗練された「オクト ローマ クロノグラフ スティール DLC」は、ダイヤルのクルドパリのテクスチャーを反映したラバーストラップがセットされています。またエレガントなシーンに合わせられるブラックのアリゲーターストラップも付属し、スポーツシックな美しさが高まります。2本のストラップはインターチェンジャブルシステムにより簡単に交換ができます。