GLASHÜTTE ORIGINAL | グラスヒュッテ・オリジナル 2023新作 グラスヒュッテ高精度モデルの最新作。グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・クロノメーター」

クールなシルバーの輝きとダークブルー

　グラスヒュッテ・オリジナルが、2023年の新作として「セネタ・クロノメーター」を発表しました。グラスヒュッテ・オリジナルのセネタ・クロノメーターの新作は、波しぶきを思わせるリズム感に溢れた新しい配色がほかにはない魅力を放つモデルです。かつて名を馳せた歴史的なモデルと同様に、並外れた精度を備え視認性に優れたすっきりとしたデザインとなっています。精度の高さで知られるグラスヒュッテの時計の現代的な後継モデルで、最新作でありながら長い間受け継がれてきた伝統を受け継ぐ、紛れもないオリジナルです。

トップクラスの計時機能

　精度が国際的な学問分野であるとしたら、クロノメーターは当然ながらこの分野のスーパースターと見なされるでしょう。なぜなら、クロノメーターはその世代で最も精度が高いと認められた時計だけに与えられる称号だからです。高い精度と信頼性を兼ね備えているため、かつては外洋航海に使用され、中でもグラスヒュッテのマリンクロノメーターは19世紀から20世紀にかけて世界的に高く評価されました。グラスヒュッテ・オリジナルのデザインチームは、そのオリジナルデザインから着想を得てセネタ・クロノメーターの開発にあたりました。また品質と性能に関してもその歴史ある高度な基準が採用されています。このラインのモデルはすべて、独立系のチューリンゲン州度量衡管理局によって厳格に管理された15日間のテストを通して5つの姿勢と3つの異なる温度下で試験されます。これによって、伝統的に高い精度を誇るクロノメーターとして公式に認定されます。

芸術的なデザイン

　セネタ・コレクションはグラスヒュッテ・オリジナルの製品ポートフォリオに欠くことのできない存在です。その洗練された時計は、ドイツが誇る最高峰のエンジニアリング技術を映し出し、高度な複雑機構と伝統的な要素、時代に左右されることのないエレガントなデザインを融合させています。セネタ・クロノメーターの新バージョンは、このコレクションにシルバーとブルーのフレッシュかつクールな新しい魅力を添え、伝統的な技術と現代的な要素を両立させています。文字盤と手巻きムーブメントの部品は摩擦による銀メッキ仕上げとなっています。この入念な工程で細かい銀粉と塩、水を混ぜたものを手作業で塗り込んで繊細な輝きを出してから、ガルバニックグレーコーティングが施されています。ポリッシュ仕上げの伝統的な青焼きの針とアップリケがさらにデザインを引き立てます。

全体的に調和のとれた構成

　全体的に、文字盤のシルバーとブルーの配色を基調としたデザインです。42mmケースは手作業で丹念に仕上げられたポリッシュ／サテン仕上げのホワイトゴールドで、表にも裏にもサファイアクリスタルが用いられているため、視認性に優れ、時計内部を眺めることもできます。文字盤のディスプレーはすっきりと調和のとれたレイアウトとなっています。センターに時針と分針、6時位置のスモールセコンドは文字盤より一段低く、ブランドを象徴する3時位置のパノラマデイト、12時のインデックスのすぐ下にあるパワーリザーブ表示と控え目なデイ／ナイトインジケーターがさらに全体を引き立てます。午後6時から午前6時まではブラックのドットが表示されます。ホワイトゴールドのフォールデ ィングバックルを備えたダークブルーのルイジアナ産アリゲーターレザーストラップが、このエレガントな時計の外観をまとめ上げます。

洗練された入念な仕上げの機構

　並外れた精度を持つセネタ・クロノメーターに搭載されているムーブメントは自社製手巻きキャリバー58-08で、振動数は毎時28,800振動、作動時間は44時間40分です。高度な秒停止機構も備わり、リューズを引き出すと時刻表示が停止し、秒針がゼロにリセ ットされてその位置に保持されます。時刻を設定すると、特徴的なミニッツデテントによって分針が確実に次の分目盛りまでジャンプしたことが音とクリック感でわかるようにな っており、秒針と分針をぴったり合わせて秒単位で正確に設定することができます。

　手巻きキャリバー58-08は眺めても楽しいキャリバーで、サファイアクリスタル製ケースバックを通して独自の3/4プレート、ネジ留めのゴールドシャトン、手彫り加工されたバランスコックといったグラスヒュッテの時計製造技術の巧みな仕上げや伝統的な特徴を眺めることができます。

　新作のシルバー／ブルー バージョンのセネタ・クロノメーターは、2023年8月より、グラスヒュッテ・オリジナルのすべてのブティックおよび世界各国の正規販売店で発売中です。