SEIKO | セイコー <セイコー プロスペックス>より、セイコー創業135周年を記念して、現代の名工が手掛けた高性能ダイバーズウオッチが登場
セイコーウオッチ株式会社は、セイコー創業135周年を記念して、本格的スポーツウオッチブランド<セイコー プロスペックス>から、ウオッチデザイナー初の現代の名工(※1)である小杉 修弘(こすぎ のぶひろ)(※2)がデザイン監修し、世界でも限られたウオッチメーカーにしか製造できない10振動メカニカルムーブメントを1,000m 飽和潜水用防水(※3)ケースに搭載した高性能ダイバーズウオッチを2016年11月11日(金)より全国で発売します。
(※1)「卓越した技能者」とも言われ、その「卓越した技能者」表彰制度は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を厚生労働大臣が毎年1回、表彰するものです。
(※2)セイコーホールディングス株式会社のグループ会社であるセイコーインスツル株式会社の社員。
(※3)ヘリウムガスなどの不活性ガスと酸素から成る、高圧混合ガスを呼吸気体として用いる深海潜水用の防水仕様で、最低200mの潜水に耐えられる性能が求められます。一般的な空気潜水用防水の性能に加え、耐ヘリウムガス性が必要となります。
<セイコー プロスペックス>は、ダイビングやトレッキングなど、スポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えたスポーツウオッチブランドです。その中でもブランドを象徴するダイバーズウオッチは、1965 年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生して以来、セイコー独自の画期的なテクノロジーを搭載したエポックメイキングな商品を次々と世に送り出し、50年以上に渡って、弛まぬ進化を続けてきたことで、世界中のプロフェッショナルダイバーや冒険家から高い評価と信頼を獲得してきました。また、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)におけるダイバーズウオッチ規格制定には、セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格が大きく貢献するなど、セイコーは常に世界をリードし続けてきたダイバーズウオッチのパイオニアです。
深遠なる海の情景を呼び起こすフェイスデザイン
2014年の「卓越した技能者(現代の名工)表彰」受賞に続き今年、約40年間に渡って、ウオッチのデザイン開発に携わってきた功績が認められ、「黄綬褒章」を受賞した、ウオッチデザイナーの小杉 修弘(こすぎ のぶひろ)がデザイン監修しています。波を表わす日本の伝統文様「青海波(せいがいは)」をあしらったネイビーのダイヤルと新色のブルー硬質コーティングのベゼルがダイバーズウオッチ特有の機能美と高い次元で調和し、深遠なる海の情景を呼び起こす卓越したデザインに仕上がっています。
10振動メカニカルムーブメントを1,000m飽和潜水用防水ケースに搭載
世界でも限られたウオッチメーカーにしか製造できない、毎時36,000回(毎秒10振動)という高速振動により、安定した精度を実現するメカニカルムーブメント「8L55」が搭載されています。動力ぜんまい、ひげぜんまいに独自開発の合金を採用し、10振動でありながら、1つの香箱で約55時間(最大巻上げ時)という実用的な持続時間を達成しています。この高精度ムーブメントを、裏ぶたのないワンピース構造と独自開発構造のL字型ガラスパッキンにより、世界最高レベルの気密性・水密性を実現するチタン製ケースに搭載することで、セイコーダイバーズウオッチ史上最高峰のハイスペックモデルが誕生しました。さらに、JIS耐磁時計2種(※4)の性能を有し、磁気の影響を受けないよう配慮しています。メカニカルムーブメント「8L55」は、高級機械式時計を一貫して製造する雫石高級時計工房(※5)において高度な技能を持つ技能士によりひとつひとつ手作業で組み立て・調整が行われています。
(※4) JIS 耐磁時計2 種(耐磁保証水準:直流磁界16,000A/m)
日常生活において、磁界を発生する機器に1cm まで近づけてもほとんどの場合、性能を維持できる耐磁性保証水準。
(※5) 雫石高級時計工房
盛岡セイコー工業株式会社(岩手県岩手郡雫石町)内にあり、部品製造から組み立てまでを一貫して行っています。2004 年に設立した、日本有数の高級機械式時計専門工房です。
深海での実験で証明された信頼性
セイコーはこれまでに、JAMSTEC(海洋研究開発機構)(※6)協力の下、1983年の有人潜水調査船「しんかい2000」に始まり、2014年の無人探査機「かいこう7000Ⅱ」、そして、2015年の有人潜水調査船「しんかい6500」とともに、いずれも水深1,000m を超える深海での実証実験を行ってきました。特に本モデルと同型の市販品が実験投入された2015年11月の潜航実験では、駿河湾、相模湾、伊豆・小笠原海溝の3 箇所において、水深約1,200m(水圧約1,200t/ m²)、水温約2~4℃と言う条件下で、耐圧を主とする実証実験が行われ、深海での稼働を確認するとともに、3日間の潜航実験の後も商品出荷時の規定の精度を維持し、ダイバーズウオッチとしての高い信頼性を証明しました。
(※6)海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-EarthScience and Technology:JAMSTEC ジャムステック)
平和と福祉の理念に基づき、海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関わる協力等の業務を総合的に行うことにより海洋科学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資することを目的とした組織。
セイコー創業135周年記念
セイコー プロスペックス
マリーンマスター プロフェッショナル メカニカルハイビート36000
Ref.:SBEX005
ケース径:48.2mm
ケース厚:19.7mm
ケース素材:チタン(ダイヤシールド※7)
ストラップ:チタンブレスレット
防水性:1,000m飽和潜水用防水
ムーブメント:自動巻き(手巻き可)、Cal.8L55、毎時36,000振動、55時間パワーリザーブ、37石
仕様:強化耐磁時計、サファイアガラス風防(防曇処理)、ねじロック式りゅうず、逆回転防止ベゼル、ダブルロックつきワンプッシュ・ダイバーアジャスター方式中留
価格:650,000 円(税抜)
発売予定:2016年11月11日
(※7)ダイヤシールド
日常使いの擦り傷や小傷から、時計本来の美しい輝きやきれいな仕上げを守るため、セイコーが独自に開発した表面加工技術です。
※2016年9月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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