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A. LANGE & SÖHNE | A.ランゲ&ゾーネ 2025新作 「秒」が主役。A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2025新作 「秒」が主役。A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」

 2025年の新作としてA.ランゲ&ゾーネが、新しい「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」を発表しました。技術的な精密さと個性的なエレガンスを兼ね備えた「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」。発表から9年が経過した現在でも、このタイムピースは、動力制御メカニズム、ジャンピングセコンド、ゼロリセット機構を独自に融合させることにより、歩度精度と視認性の高さにおいて模範的な存在です。ピンクゴールド750が醸し出すダイヤルのあたたかみのある色合いとホワイトゴールド製ケースのクールな輝きが鮮やかなコントラストを演出し、限定100本のこの新作エディションに際立つ個性を与えています。

「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」は、時・分・秒の三つの単位のうち最小の「秒」が主役のタイムピースです。また、この時計の名称にも使われているジャンピングセコンド、常に一定のエネルギー供給を実現する動力制御メカニズム、秒針が瞬時に帰零するゼロリセット機構によって優れた歩度精度を実現しています。

 ダイヤル上部に配置された大きなサークルに秒表示がなされています。その右下と左下に小さめの分表示サークルと時表示サークルが配されています。さらに、パワーリザーブ残量が10時間を切ると、時表示サークルと分表示サークルが交差する部分にある三角形表示が赤に変わり、時計を巻き上げる必要があることを知らせます。


歴史からインスピレーションを受けた印象的なダイヤル

 このバランスの取れたダイヤルデザインで重視されたのが、優れた視認性です。このデザインのルーツは、18世紀後半のドイツで精密時計製造の基礎を築き、フェルディナント・アドルフ・ランゲにも影響を与えた、ドレスデンの天才時計師ヨハン・ハインリッヒ・ザイフェルトが製作した「クロノメーターNo.93」にまで遡ります。有名な探検家であり自然学者でもあったアレクサンダー・フォン・フンボルトも、ザイフェルトのそうそうたる顧客リストに名を連ね、今も語り継がれている南米探検旅行にもザイフェルトのクロノメーターを携行しています。

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洗練された機構

「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」のダイヤルの下では、動力制御メカニズム、ジャンピングセコンド機構、ゼロリセット機構という3つの画期的な機構が組み合わされ、それぞれが絶妙に補完し合いながら機能しています。

 動力制御メカニズムは、完全に巻き上げた状態でも、ほとんど巻き上げられていない状態でも、機械式時計のテンプに一定のエネルギーを供給します。これによって、優れた歩度精度が実現されます。必要なエネルギーを供給するため、香箱は、1秒間に一度、一瞬だけ解放されます。この一定の動力供給は、1分間に正確に60回発生し、秒針をジャンプさせるのにも使われます。

 ゼロリセット機構の複雑に作用しあうレバーのメカニズムにより、リューズを引き出すとテンプが停止し、秒針が瞬時に帰零します。これによって、1秒単位での正確な時刻合わせが可能になります。

 サファイアクリスタルのケースバックからは、こうした3つの機構が織りなす精緻で調和のとれた動きを鑑賞することができます。また、4分の3プレートに設けられた開口部からは、動力制御メカニズムの動力制御ゼンマイが、1秒ごとにツインバレルから新しいエネルギーを受け取り、それを輪列に伝達する様子を見ることができます。ガンギ車の軸を保持する透明な受け石の下に取り付けられた五陵星形の歯車がジャンピングセコンド機構を制御します。さらに、ゼロリセット機構の複雑に作用しあうレバーのメカニズムと、テンプをブロックして正確な時刻設定を可能にする制動スプリングもはっきりと見ることができます。

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卓越した技術と職人技

 390個の部品で構成される手巻きムーブメント「キャリバーL094.1」にも、他のタイムピースと同様に、一旦組み立てたムーブメントを分解し再度組み立て直す「二度組み」が施され、数々の伝統的な要素が散りばめられています。動力制御メカニズムの動力制御ゼンマイとヒゲゼンマイを自社工房で製作していればこそ、ムーブメントと最適な調整ができるのです。

 いずれのゼンマイも、リヒャルト・ランゲが発見した技術に基づくもので、この時計ファミリーの名称は、フェルディナント・アドルフ・ランゲの長男である彼に捧げるオマージュとなっています。多数の発見や特許技術によって、彼は時計の精度向上に大きく貢献しています。時計師、発明家、エンジニアとしての彼の最も重要な功績のひとつが、時計のゼンマイ用の金属合金の開発で、この合金は、今日でも精密時計製造で広く使用されています。

 すべての部品の精巧な仕上げは、職人技の完璧さを追求するマニュファクチュールの高い基準に準拠しています。サファイアクリスタルのケースバックからは、ハンドエングレービング入りテンプ受け、ビス留め式ゴールドシャトン、ブルースクリュー、装飾と研磨技術で美しく仕上げられ、素材の特性を生かした洋銀製の4分の3プレートなど、ランゲならではの品質の証を象徴する構成美を堪能できます。

 A.ランゲ&ゾーネの商品開発ディレクターであるアントニー・デ・ハスは次のように説明しています。「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンドは、あらゆる面での徹底した精密さに個性的なエレガンスを融合させています。この時計は卓越した歩度精度と素早く正確な時刻設定を可能にする一方、ランゲが誇る時計師たちが複雑な機構を限られたスペースに組み込むことに成功したことで、エレガントなプロポーションのフラット構造が実現しました。ホワイトゴールド750製ケースと、コントラストが映えるブラックのマーキングが施されたピンクゴールド製ダイヤルというカラーアンサンブルが、この時計の際立った特徴となっています」

 100本限定のこの新作のケース寸法は、これまでの「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」と変わりません。ケース直径39.9mm、厚さ10.6mmが、調和の取れたプロポーションを体現しています。この新作は「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」の第4弾モデルであり、ピンクゴールド製ダイヤルを採用したランゲの時計としては4作目となります。このダイヤルを引き立てているのが、ダークブラウンのレザーストラップと、ホワイトゴールド750製ピンバックルです。

Richard Lange Jumping Seconds
リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド

Ref:252.056
ケース径:39.9mm
ケース厚:10.6mm
ケース素材:ホワイトゴールド750
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:手縫いのダークブラウンアリゲーター、ホワイトゴールド750製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L094.1(ランゲ自社製)、42時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、毎時21,600振動(3Hz)、50石
仕様:時・分表示、ストップセコンドとゼロリセット機能付きジャンピングセコンド、巻上げお知らせ機能、ピンクゴールド750製ダイヤル、シースルーケースバック
限定:100本、限定番号刻印入り
価格:要お問い合わせ

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※2025年9月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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