Gressive Impression時計ブランドとそのメセナ活動とは?第1回 リシャール・ミル
Gressive Impression
【新連載】時計ブランドとそのメセナ活動とは?
第1回 リシャール・ミル(Part.1)
「サステナビリティ」や「メセナ」といったカタカナとともに、持続可能な社会や経済、そして企業活動がいわれて久しい。「企業とは利潤を追うもの」だったのは過去の話で、創出した価値を売りもすれば守りもするし、世に広め後世に遺したりする。それが現代の企業の使命で、時計メーカーも然り。
だからメセナ活動には時計ブランドのスタイルやモットーといった目に見えるものばかりか、護るべき世界や価値観、知性や態度が表れる。従うべき規範コードではなく、社会にどう関与・貢献するか、自ら打ち立てるべきプロトコルの話だ。多くはイベントや展覧会などの催しの形をとり、一般入場の門戸は開かれ、現地に足を運んで初めて体感できるものばかりだ。
第1回は、ヒストリックカーのコレクターとして世界的に有名なリシャール・ミル(RICHARD MILLE)と、彼が支え続けるヒストリックカー・ミーティングを2回に分けて紹介する。
>>クルマとその歴史が文化であるために。エンスージアストとしてのリシャール・ミル
取材・文、写真:南陽一浩 / Report & Text,Photos:Kazuhiro Nanyo
南陽一浩(なんよう・かずひろ)
自動車、メンズ・ファッション、旅行などの分野を取材するフリーランス・ライター歴21年。うち13年をフランスで過ごし、2014年から東京に拠点を戻しつつも、毎月のように渡航と取材に出かけている。近年の主な寄稿先は、『カー・マガジン』、『ザ・レイク日本版』、『メルセデス・マガジン』、『クレア・トラベラー』、仏『ムッシュー』誌など。執筆や撮影以外に、美術展のコーディネイトや、自動車や時計メーカーの日仏通訳も手がけている。
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リシャール・ミル (RICHARD MILLE) についてのお問合せは……
リシャール・ミル GINZA
〒104-0061 東京都中央区銀座 8-4-2
TEL:03-5537-6688
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