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2022 New Model | IWC
2022年 アイ・ダブリュー・シー新作 ポートフィノ・オートマティック 37

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 今回アップデートされたポートフィノの37mmケースには、ムーンフェイズ3モデルの他に中3針+日付表示付きの「ポートフィノ・オートマティック 37(PORTOFINO AUTOMATIC 37)」が6モデル揃う。その中、深みと光沢感のあるサンレイ仕上げのグリーンダイアル・モデルには12個のダイヤモンドがインデックス外側にセットされ、新開発の5リンク・ステンレススティール・ブレスレットが装着される。なおブレスレットは最近のIWCのトピックであるクイック交換システムを装備し、他のストラップとの交換が容易になった。搭載される自動巻きCal.32111は、キャリバー32000ファミリーに属するマニュファクチュール・ムーブメントである。


ポートフィノ・オートマティック 37

PORTOFINO AUTOMATIC 37
ポートフィノ・オートマティック 37
Ref:IW458602
ケース径:37.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ステンレススティール
ムーブメント:自動巻き、自社製Cal.32111、毎時28,800振動(4Hz)、21石、120時間(5日間)パワーリザーブ
仕様:時・分・秒・日付表示
価格:885,500円(税込)


※価格は発表当時の情報になります。最新情報につきましては公式サイトをご確認ください。


マニュファクチュール・ムーブメントの自動巻きCal.32111は、直径25.6mm、21石、毎時28,800振動数でラチェット式自動巻きシステムを備える。ポートフィノの他、アクアタイマーやパイロット・ウォッチの一部に採用され、120時間(5日間)のパワーリザーブを誇る。


1984年誕生時の中心コレクションは手巻きのムーンフェイズ「ポートフィノ・ハンドワインド・ムーンフェイズ」(Ref.5251)だったポートフィノ。その後、1988年にはクォーツの「ポートフィノ・クロノグラフ・クォーツ」(Ref.3731)や、1993年の薄型手巻きモデル「ポートフィノ・ハンドワインド」(Ref.2010)が登場。そして2003年には、ついにケース径38mmの自動巻きの「ポートフィノ・オートマティック」(Ref.3533)が発表され、非常に高い人気を誇ってきた。今回の37mmケースは小ぶりの薄型モデルの潮流に応えた形になるが、スポーティモデル全盛の現在では貴重かつ尊重すべき存在だと思う。


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    アイ・ダブリュー・シー
    〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4
    TEL: 0120-05-1868


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