BALL WATCH | ボール ウォッチ 世界初、スライドレバーでクロノグラフ操作を制御 デザイン性と操作性を追求した最新鋭クロノグラフが登場 ― プッシュボタンがないクロノグラフ・ウォッチ

■ 二重ケース構造とウォーターエバキュエーション・システム

スライドレバー式を採用するにあたり、防水性も確保しなければならないため、二重ケース構造を採用。ムーブメントをインナーケースで守ることで、50m防水を可能にしています。万が一、スライドレバー機構の構造部に浸水した場合でも、ケースバックのウォーター・エバキュエーションから汗や水分を輩出されるように 設計されています。

■ 暗闇を征する圧倒的な視認性

文字盤外周のインナーリングや針には、畜光や電池を一切必要としない自発光マイクロ ガスライト（※1）を15個搭載。暗闇での圧倒的な視認性を確保します。

※1） 暗闇をも征服する・・・自発光マイクロ・ガスライト

「マイクロ・ガスライト」とはボール・ウォッチの文字盤や針などに取り付けられた小さいガラス管（カプセル）を指します。このガラス管の内側に蛍光塗料を塗布し、トリチウムガスを密封することで、お互いに作用し、発光します。これはテレビのブラウン管から映像が流れる原理と同じ手法です。 ボールの「マイクロ・ガスライト」の色には数種類あり、ガラス管の内側に塗布する蛍光塗料の色によって発光する色が違ってきます。ちなみに夜光塗料で多く見られる色は緑ですが、これは人間の視力で一番識別しやすい光の色が緑ということで各社採用しています。

現在、主に時計に使用される夜光塗料は「スーパー・ルミノバ」という太陽光や蛍光灯などの光などに露出することで光エネルギーを吸収して発光する蓄光タイプになります。しかし、 「スーパー・ルミノバ」などの蓄光塗料は時間の経過と共に必ず光度が落ちていきます。

しかし、「マイクロ・ガスライト」は蓄光塗料と違って何の蓄えも必要とせず、昼夜を問わず四六時中、自発光により光り続けています。また、従来のトリチウムを基材とした蓄光塗料と比べ、70倍もの明るさの光度を放ち１０年以上にわたり発光し続けます。