Cartier | カルティエ 2021新作 「カルティエ リーブル」から、アニマルモチーフを組み合わせ宝石をちりばめた贅沢な2つのプレシャスウォッチが誕生

デフォルメされたフォルムは、緻密なデザインによって成り立っています
　毎年、メゾンを象徴するフォルムのウォッチに焦点を当てる「カルティエ リーブル」。メゾンのデザインコードを自由な視点で再解釈し、独創的なクリエイションを通してカルティエ ウォッチの代表的なフォルムの豊かなインスピレーションを明らかにします。

「中庸と極端のバランスを取るかのように、どんなジャンルにも収まりきらないコレクション。それが「カルティエ リーブル」と呼ばれる所以です」― ピエール・レネロ、カルティエ イメージ スタイル＆ヘリテージ ディレクター

「カルティエ リーブル」3作目として、クリエイションスタジオのデザイナーは、カルティエ ウォッチ独自のフォルムにメゾンの動物の世界を象徴するアニマルモチーフを組み合わせました。「ベニュワール」／トーチュ、「トーチュ」／スネーク、という予期せぬ出会いから、宝石をちりばめた贅沢な2つのプレシャスウォッチが誕生したのです。

　デフォルメされたフォルムは、緻密なデザインによって成り立っています。無駄を削ぎ落としたライン、完璧なプロポーション、洗練されたディテール、というカルティエのデザインに対するビジョンが、これらのウォッチを通して表現されています。カルティエのビジョンは物事の秩序に対する問いであり、メゾンのウォッチメイキングとジュエリーを、鮮烈で自由なツイストで輝かせます。

「カルティエは、ウォッチメイカーである前にジュエラーです。カルティエのクリエイションはつまり、どのカテゴリーにも属さない存在です。時を示すための道具でも、ジュエリーでもない、そのどちらの特性も併せ持つ、3つ目のタイプのオブジェなのです。他のどこを探しても、カルティエのウォッチに類似するものはありません」― マリー＝ロール・セレード、カルティエ ウォッチメイキング デザイン ディレクター

　ダイナミックでクリエイティブな力強さはメゾンの基本理念を強調します。実際に長年にわたりカルティエは、責任ある資源の調達と業界全体でのより適切なビジネスの実践を推進するため、必要な措置を講じることに責任をもち、改善へのアプローチに継続的に取り組んでいます。その10年後、カルティエは産業と関連国政府と協同でこの意志を再度明確に示し、Colored Gemstones Working Group（CGWG）創設に積極的に寄与しました。この国際団体はカラーストーンの調達を改善することのみならず、その生産地と責任ある生産を保証することも、その活動目的に掲げています。

「ベニュワール」ウォッチと「トーチュ」装飾
「カルティエ リーブル」は2019年に再登場した「ベニュワール」のデザインの伝統に迫り、ダイアル全体を再解釈して新しいアイデンティティを生み出しました。タートルの魅力を纏った「ベニュワール」ウォッチ、それは、よりよく生まれ変わるためにフォルムの知識から自由になった、カルティエを象徴するクリエイションです。甲羅を思わせる素材を用いて、丸みを帯びたストーンのなめらかさとパヴェ ダイヤモンドとのコントラストを生むことにより、カルティエが出現させた動物はタートルです。

　ダイヤモンドをランダムにパヴェセッティングしたダイアル、チャコールグレーまたはブラックのラインの相互作用、幾何学的に配した鱗のモチーフ、丸みを帯びたツァボライト ガーネットのブレードで縁取ったケース、ダイアルの内側の中央3つの六角形の角にセットした丸みを帯びたサファイア ―― まさに変容の力を披露するウォッチです。

　このウォッチには個別番号が入り、30本限定で製作されます。

「トーチュ」ウォッチとスネーク装飾
　1912年に誕生した「トーチュ」ウォッチは、一切の無駄を排したデザインを追求した傑作です。カルティエの確固たるアイデアが2本の大きな曲線の周囲にケースを構築するという斬新なフォルムを生みました。

　この新作の「カルティエ リーブル」は、メゾンの伝統を受け継ぐクラシックウォッチに予期せぬ変容をもたらします。この作品には鱗のモチーフが使われ、曲線がブルーやクリアグレーのニュアンスを帯びたクリアなケースバックに描かれています。あまたのディテールと素材の相互作用によって表現されたスネークは、明示的であると同時に存在感があります。

　ブラックまたはコーラルカラーのエナメルに、ウォーターカラーのマザーオブパール。全体がポリッシュ仕上げを施したゴールドの雫で彩られ、存在感のあるダイヤモンドがケースとリューズを飾ります。

　このウォッチには個別番号が入り、30本限定で製作されます。