OTSUKA LOTEC | 大塚ローテック 機械式時計ブランド「大塚ローテック」初イベントを原宿で開催
ケース上面にターレット状の3つの窓を配置したデザインとジャンピングアワー機構による時間表示が特徴的な腕時計「7.5号」などを製作している時計ブランド「大塚ローテック」初のイベント「ŌTSUKA LŌTEC Exhibition in Harajuku」が、原宿駅前「WITH HARAJUKU」のメインエントランスにて、2023年10月18日(水)から25日(水)の期間開催されます。
イベントでは代表モデル「7.5号」などをはじめ、大塚ローテックの時計が展示されます。
また、2023年10月16日(月)から11月10日(金)までの期間、「大塚ローテック」公式ショッピングサイトで腕時計「7.5号」の抽選販売が行われます。
大塚ローテックはウォッチビルダー 片山次朗氏が2012年に東京・大塚で創業した時計ブランドです。片山氏はカーデザイナー/プロダクトデザイナー出身でありながら、ネットオークションで卓上旋盤を手に入れたことをきっかけに腕時計製作を始め、自身の製作した時計に「大塚ローテック」というブランド名をつけました。大塚ローテックの時計は歯車とぜんまいで動く機械式腕時計であり、ジャンピングアワーやレトログラードと呼ばれる特殊な表示機構をもつ製品が中心です。すべての時計は片山が設計し、自身の指揮のもと組立を行っています。時計のエンジンにあたるムーブメントは国産汎用ムーブメントに自社製モジュールを付加したもので、自社製モジュールに使われる部品点数はモデルにより異なりますが歯車や板バネ、ディスクなど約30点に及びます。
7.5号の自社製ジャンピングアワーモジュール
今回、ブランド初となるイベントに際し、片山氏は「これまで海外バックオーダー分と国内抽選販売分の対応に追われ、皆さまに実機をご覧いただく機会をなかなか設けることができませんでした。やっと今年になり展示に出す時計の準備が整いました。過去の作品やプロトタイプなどもご覧いただけますのでぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです」と語ります。
■ŌTSUKA LŌTEC Exhibition in Harajuku
開催期間:2023年10月18日(水)~25日(水) 10:00~19:50 (25日は19:00閉場)
開催会場:WITH HARAJUKU 1F エントランス / 東京都渋谷区神宮前1丁目14番30号
入場料:無料
URL:https://withharajuku.jp/
※展示会場では時計の販売はございません。ご購入をご希望の方は、大塚ローテック公式ショッピングサイトより抽選販売にご応募願います。
■7.5号 抽選販売
2023年10月16日(月)より公式ショッピングサイトにて7.5号の抽選販売を行います。
7.5号 価格:297,000円(税込)
ECサイトの技術的な制約上、下記2つの条件を満たした方のみご応募いただけます。
(1)日本国内の発送先(海外への発送は現在受け付けておりません)をお持ちの方
(2)日本国内で発行されたクレジットカード(VISA、マスターカード、アメックス、JCB)でお支払い可能な方
抽選販売応募受付期間:2023年10月16日(月)午後12時 ~ 11月10日(金)午後12時
当選・落選発表日:2023年11月13日(月)
お届け予定日:2023年11月24日(金)以降順次発送
抽選販売応募ページ
https://otsukalotec.base.shop/items/70273828
■展示予定作品
【7.5号】
時分秒が独立して配置され、時(アワー)は正時になると一瞬で数字が切り替わる。MIYOTA82S5ムーブメントに自社製ジャンピングアワーモジュールを付加。モジュールの各部品の製作には高度な加工技術を要し、例えばアワーディスクのカムの軸の先端は誤差±5ミクロン以内、板バネは厚み・太さを数十ミクロン単位で調整している。7.5号は2021年にファーストモデルが登場し、2023年にモジュールおよび外装素材をアップグレードした新仕様となった。
ケース径:40.0mm
ケース素材:ステンレススチール(316L、サンドブラスト仕上げ、ヘアライン仕上げ)
防水性:日常生活防水
ムーブメント:自動巻、Cal.MIYOTA82S5+自社製ジャンピングアワーモジュール、約40時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、24石
仕様:ジャンピングアワー、分ディスク、秒ディスク、サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング、指紋防止コーティング)、サファイアクリスタル製魚眼レンズ(無反射コーティング、指紋防止コーティング)、1年保証
価格:297,000円(税込)
【7号】
7.5号より前に作られたジャンピングアワーウォッチ。2020年から2022年まで製造された。7.5号と異なり、分ディスクと秒ディスクは同軸上に配置されている。
ケース径:40.0mm
ケース素材:ステンレススチール(SUS303)
防水性:日常生活防水
ムーブメント:自動巻、約40時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、24石
仕様:ミネラルガラス、アクリルレンズ
【6号】
時分同軸のレトログラードウォッチ。時分針ともに一番右端の目盛りまで達すると一瞬で0に戻る。文字盤の中央に秒ディスクが配置されている。MIYOTA9015ムーブメントに自社製レトログラードモジュールを付加。モジュールは精密な組み立てが必要であり、例えば時針ユニットではプレートとカムをとめるネジの締め付け位置を微調整し、カム位置を0.1度単位で合わせている。6号は2015年から2022年まで製造されたが、新仕様を現在開発中である。
ケース径:42.6mm
ケース素材:ステンレススチール(SUS303)
防水性:日常生活防水
ムーブメント:自動巻、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、26石
仕様:ミネラルガラス
※2023年10月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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