SEIKO Presage日本が世界に誇る磁器製造技術から生まれた『セイコー プレザージュ』の有田焼文字板 04
『有田ポーセリンパーク』で
有田焼400年の歴史を学ぶ
1970年、後に“七人の侍”と呼ばれることになる有田の若き窯業関係者7名が困難を乗り越え、当時は社会主義国家であり渡航が難しかった東ドイツに渡り、ドレスデンのツヴィンガー宮殿や博物館の地下倉庫に、膨大な数の古伊万里や柿右衛門様式の有田磁器があることを発見。それらは300年以上も前にオランダ東インド会社によって有田から輸出されたものだった。
この発見から5年後の1975年、ドレスデンに眠っていた有田磁器の里帰りが実現し、福岡大博覧会で『古伊万里里帰り展』を開催。これをきっかけなって1979年に有田町とマイセン市が姉妹都市となり、さまざまな交流が始まったのである。
この交流のひとつの成果として、1993年4月18日、高級陶磁器の香蘭社や地元・有田の有志や企業が出資し、有田の魅力を世界に発信すべくドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を模したミュージアムを中心とした公園が建造された。これが『有田ポーセリンパーク』である。
この公園では単に歴史的な磁器を鑑賞できるだけでなく、公園内のレストランでの食事、ショップでの買い物や有田焼工房での陶芸体験なども可能であり、有田の磁器の歴史と現在を体感できる、陶磁器愛好家にお勧めのスポットである。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
協力:セイコーウォッチ Special Thanks:Seiko Watch Corporation
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