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EPSON TRUME×木曽漆器木と漆の魅力を発信する伝統工芸品の特製化粧箱 01

塩尻市のふるさと納税返礼品は
『EPSON TRUME』と伝統漆器

塩尻市へのふるさと納税返礼品となる腕時計は、腕の動きで発電や蓄電が可能な新開発の機構「スウィングジェネレーター」を搭載した『EPSON TRUME TR-ME』シリーズ

塩尻市へのふるさと納税返礼品となる腕時計は、腕の動きで発電や蓄電が可能な新開発の機構「スウィングジェネレーター」を搭載した『EPSON TRUME TR-ME』シリーズ。ダイアルはグリーン・ホワイト(左)、ブラック(中)、ブラウン(右)の3種類から選べ、それぞれのダイアルにマッチした化粧箱が付属する。セット数限定。

 歳のせいだとは思いたくないが、最近、日本の伝統工芸への興味がふつふつと湧いてきた。木工、陶磁器、鉄器、着物や織物。中でも木工品や漆器については製作家の工房を訪ね、実際に作品を購入して日常に活用している。

 そんな中、昨年11月には「木育くらしの研究所」(長野県塩尻市)主催の「木のおもてなし」ツアーに参加。歴史的景観で知られる木曽路の奈良井宿に宿泊し、周辺に点在する木工品や漆器の製作工房を訪ねる旅を体験した。

 その際、ツアーに同行された長野県塩尻市産業振興事業部の方から、興味深い情報を得た。なんでもセイコーエプソンと塩尻市がコラボレーションし、ふるさと納税の返礼品として『EPSON TRUME』を木曽で製作した特製の漆器ケースに収めて提供するというのだ。

 実は長野県塩尻市は、県内での製造品出荷額1位を誇る“ものづくりのまち”。その多くが同市に多くの生産拠点を持つセイコーエプソンが生産する情報通信機器だという。

 一方で中山道木曽路における「木曽十一宿」のうち、贄川宿と奈良井宿が塩尻市にあり、この地域ならではの良質な木材を利用した木工品が伝統的な地場産業となっているのだ。


曲物と漆器の魅力を体感できる
木曽伝統の『かぶせ弁当箱』

木曽漆器の『かぶせ弁当箱』の蓋と底の両端はカーブしており、ここに伝統の“挽き曲げ”技法が用いられる

『かぶせ弁当箱』の蓋と底の両端はカーブしており、ここに伝統の“挽き曲げ”技法が用いられる。これは曲げようとする板材の内側に細かなノコギリの目を何本も入れて曲げる技法。アール面になっているので中に詰めたおかずやご飯が取りやすいという利点がある。サイズは幅16×奥行き9×高さ6.5cm。

 そもそも木曽の曲物や漆器には400年もの歴史があり、曲物は『長野県知事指定伝統的工芸品』に、漆器は経済産業省の『伝統的工芸品』に指定されている名産品。なにより木曽で産出される木は寒冷地であるがゆえ極めてゆっくりと生長し、キメが細かく目の詰まった良質の木材として知られている。

 今回、ふるさと納税の返礼品である『EPSON TRUME』に付属する漆器の化粧箱は、地域の伝統である“挽き曲げ”という技術を用いて製作された「かぶせ弁当箱」。

 これを選んだ背景には、この返礼品を「365日使ってほしい」という塩尻市の思いが込められており、36万5000円を寄付した場合に選択できるという。

 化粧箱となる『かぶせ弁当箱』は地元で育った木曽ヒノキを素材に、白漆、布張りの黒漆、摺漆3種類を用意。それぞれ時計のダイアルにマッチした仕上げが組み合わされる。

 もちろん、外側も内側もすべて漆仕上げ。漆には適度な吸湿作用があるため、ご飯がべとつかず、漆の抗菌作用により鮮度が保たれるというメリットもある。

 通常、腕時計を購入すると立派な箱に入れられていることが多いが、これを日常で使うことは、ほとんどない。その点、この弁当箱なら日々の暮らしに活用でき、日本の伝統工芸の良さを実感できるに違いない。





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