FRANCK MULLER古典的なラウンド・モデルがフランク ミュラーの原点
古典的なラウンド・モデルが
フランク ミュラーの原点
フランク ミュラーが日本に初めて紹介されたころ、スイスでもひとつの革命が進行していた。それはフランク ミュラーの師匠であるスヴェン・アンデルセンとイタリア出身の時計師ヴィンセント・カラブレーゼが中心になって1985年に結成された「独立時計師創作家協会(AHCI)」である。
このAHCIにもフランク ミュラーは参加し、80年代末のバーゼル・フェアでのAHCIのブース写真にも、若きフランク ミュラーの姿が認められる。
このフランク ミュラーが独立時計師として活動を開始した当時、彼が主に製作していたのはボリューム感のあるラウンド・スタイルの複雑時計であった。
これを見るとわかるが、お手本は、かつてのブレゲ製懐中時計。それは「エンパイア・スタイル」と呼ばれるもので、19世紀前半、ナポレオンのフランス第一帝政時代に始まった古代ギリシャやローマ時代への憧れを具現化した古典様式に影響を受けた時計のスタイルを持っていた。それがフランク ミュラーの初期作品に見られる丸みを帯びた幅が広いベゼル、ケース側面のコインエッジ(古代ギリシアの神殿の円柱がモチーフ)、太く重厚なラグなどである。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto(25周年記念インタビューを除く)
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